Azikazin Magic World

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Azikazin Magic World の 1st フルアルバム《Memory Overdrive》がリリースされました!!

ツラ→キッズ! ガイドブック #7 カマジャヤ

アジカジンマジックワールドのファースト・フルアルバム《Memory Overdrive》のリリースを記念し、《ツラ→キッズ!》の世界観設定やささやかな記録を、全12編にわたって皆さまに気軽にお届けします。#7 カマジャヤ、どうぞお楽しみください。   記憶を失うことでしか得られない力。ジュジュビはツラキッズとの大切な時間を消費して「メモリー・オーバードライブ」に到達し、ついにセイレンを打ち倒すことに成功する。失われた記憶の分だけジュジュビの心は空になっていくが、ツラキッズはほろ苦い笑顔とともに、再び最初と同じようにジュジュビを迎え入れる。失われた記憶の上で再び始まる、悲しくも美しい反復の物語。     文 編集部 ——       逆ハート型の瞳が印象的な「カマジャヤ」は、ポジティブなエネルギーに満ちたトラキッズの行動隊長です。 言葉より先に体が動くほど行動力が強く、いちばんのトラブルメーカーでもありますが、決して憎めない少女です。             行動力にあふれ、あちこちを駆け回っているせいで、カマジャヤの体は絆創膏や傷だらけです。 「パク」とは会うたびに言い争ってばかりですが、いたずらをする時だけは息ぴったりです。           時には体が先に動いてしまい、失敗ばかり重ねてしまいます。意図せずトラブルを起こし続けることで無意識に萎縮し、カマジャヤ自身が「私って、みんなの迷惑なんじゃないかな?」という不安を抱くこともあります。           しかし、ジュジュビがカマジャヤのおかげで日々楽しく幸せな思い出を重ねていくたびに、カマジャヤ自身もまた、幸せと誇らしさを感じるのです。そうした感情が、彼女を再びいつもの元気な姿へと戻してくれます。   だからこそカマジャヤにとって、「何もできない状況」は何よりも見慣れず、恐ろしいものです。セイレンを前に、ジュジュビのために自分がしてあげられることが何もないと気づいた瞬間、カマジャヤはいつもの活気を失い、深い無力感に沈んでしまいます。             ツラキッズ ガイドブック #8 ホール 編に続きます。    

ツラ→キッズ! ガイドブック #6 ゴミ山

アジカジンマジックワールドのファースト・フルアルバム《Memory Overdrive》のリリースを記念し、《ツラ→キッズ!》の世界観設定やささやかな記録を、全12編にわたって皆さまに気軽にお届けします。#6 ゴミ山 編、どうぞお楽しみください。   記憶を失うことでしか得られない力。ジュジュビはツラキッズとの大切な時間を消費して「メモリー・オーバードライブ」に到達し、ついにセイレンを打ち倒すことに成功する。失われた記憶の分だけジュジュビの心は空になっていくが、ツラキッズはほろ苦い笑顔とともに、再び最初と同じようにジュジュビを迎え入れる。失われた記憶の上で再び始まる、悲しくも美しい反復の物語。     文 編集部 ——       空から雨のように降り注いでいたゴミが次第に止み、ドレフィンが都市の姿を整えていく一方で、片づけきれなかった外縁部のゴミは、巨大な山脈となって残されました。           村の整えられた手が届かない険しい「ゴミ山」は、どこか不思議な黄金色の風景を生み出しています。これは、幾重にも積み重なった金属くずやプラスチックをゆっくりと分解し、生態系を循環させようとする変異したキノコたちが、非常に長い年月をかけて蓄積してきた痕跡です。   特別な目的でもない限り人の足が踏み入ることのないこの険しい場所は、むしろツラキッズにとって、誰にも邪魔されない最も自由な空間となりました。           黄金色に輝く「ゴミ山」の奥深くに捨てられていた地下鉄の一両は、ツラキッズの努力によって居心地のよい住処へと生まれ変わりました。ジュジュビの大切な記憶が最も多く留まっている場所であるからこそ、ツラキッズはここを、どんな状況でも必ず守り抜くべき空間だと考えています。               ツラキッズ ガイドブック #7 カマジャヤ 編に続きます。    

ツラ→キッズ! ガイドブック #5 オカム

アジカジンマジックワールドのファースト・フルアルバム《Memory Overdrive》のリリースを記念し、《ツラ→キッズ!》の世界観設定やささやかな記録を、全12編にわたって皆さまに気軽にお届けします。#5 オカム 編、どうぞお楽しみください。   記憶を失うことでしか得られない力。ジュジュビはツラキッズとの大切な時間を消費して「メモリー・オーバードライブ」に到達し、ついにセイレンを打ち倒すことに成功する。失われた記憶の分だけジュジュビの心は空になっていくが、ツラキッズはほろ苦い笑顔とともに、再び最初と同じようにジュジュビを迎え入れる。失われた記憶の上で再び始まる、悲しくも美しい反復の物語。     文 編集部 ——       ツラキッズの長兄「オカム」です。無口でそっけない印象ですが、誰よりも細やかにジュジュビを気にかけている一面をよく見せます。           オカムは「ゴミ山」に捨てられていた地下鉄を改造してアジトを作り、行き場のない子どもたちが次々と集まるきっかけとなった、ツラキッズの始まりのような存在です。「ゾンキフォース」を巧みに作り上げる彼の卓越した手先の器用さは、頼る先のない孤独な幼少期をひとりで耐え抜く中で身につけた、生き抜くための成果なのです。           オカムにとってこの能力は、天才的な才能であると同時に、孤独な時間を耐え抜くための唯一の力でもありました。ひとりだったオカムに最初に歩み寄り、共にアジトを整え、ゾンキエネルギーを研究していた友だちがいましたが、今その友はそばにいません。だからこそ、オカムの視線はジュジュビのもとに、より長く留まるのかもしれません。           誰かがそばを離れていく痛みを知ってしまったオカムにとって、大切な思い出を空にしてしまうジュジュビの「メモリー・オーバードライブ」は、何よりも残酷に映ります。思うようにならないジュジュビの危うい状況は、オカムの意識をすべてジュジュビへと向けさせます。まだ幼いにもかかわらず、早く大人びてしまったオカムの成熟は、感心よりも切なさを残します。         ツラキッズ ガイドブック #6 ゴミ山 編に続きます。    

ツラ→キッズ! ガイドブック #4 ドレフィンの歴史

アジカジンマジックワールドのファースト・フルアルバム《Memory Overdrive》のリリースを記念し、《ツラ→キッズ!》の世界観設定やささやかな記録を、全12編にわたって皆さまに気軽にお届けします。#4 ドレフィンの歴史 編、どうぞお楽しみください。   記憶を失うことでしか得られない力。ジュジュビはツラキッズとの大切な時間を消費して「メモリー・オーバードライブ」に到達し、ついにセイレンを打ち倒すことに成功する。失われた記憶の分だけジュジュビの心は空になっていくが、ツラキッズはほろ苦い笑顔とともに、再び最初と同じようにジュジュビを迎え入れる。失われた記憶の上で再び始まる、悲しくも美しい反復の物語。     文 編集部 ——         はるか昔、この地には空から莫大な量のゴミが降り注ぎました。人々はこのゴミの雨を避けるため、峡谷の険しい断崖の隙間へと集まり、切り立った岩壁に沿って建物がしがみつくように密集していきました。狭い隙間の中で幾重にも層を成す村の姿は、まるで岩に花が咲いたかのように見え、やがて「ドレフィン」と呼ばれるようになりました。           ドレフィン町の住民たちは、海へ落ちたり長いあいだ水没していたゴミを引き上げ始めました。それらを修復・改造して販売することが、村の主要な生計手段となっていきました。           長い時を経て、空から落ちてきていた正体不明のゴミの頻度は次第に減少し、峡谷の狭間に留まっていたドレフィン町は、徐々に領域を広げて現在の都市の姿へと発展していきました。この過酷な環境を乗り越えて町が成長することができた原動力、それがほかならぬ「ゾンキムシ」でした。             ドレフィンの各地で容易に見つけることができる「ゾンキムシ」は、青く透明な光を放っています。彼らは楽しそうなものに引き寄せられ、喜びを感じると、生命の気配が凝縮されたエネルギーである「ゾンキエネルギー」を放出します。この神秘的なエネルギーこそが、都市全体を息づかせるドレフィンの中核的な源なのです。           このゾンキエネルギーを効率よく引き出すために生み出されたのが「ゾンキフォース」です。ゾンキムシたちの視線を引きつけるため、まるで遊園地のアトラクションを縮小したかのような形をしています。楽しさを求めて集まった虫たちから自然にエネルギーを供給され、町の各所に行き渡るゾンキフォースは、ドレフィン特有の活気あふれる風景を完成させています。         しかし、ゾンキムシたちの楽しさを絶えず引き出しながら、そのエネルギーを安定して収められる適切な形を作ることは決して簡単ではありません。町の各所やさまざまな状況に必要なゾンキフォースを作るには、熟練者の技術が求められます。それでもツラキッズの「オカム」は、幼い年齢にもかかわらず、ゾンキフォース制作に長けた姿を見せています。         ツラ→キッズ! ガイドブック #5 オカム 編に続きます。  … Continue reading ツラ→キッズ! ガイドブック #4 ドレフィンの歴史

ツラ→キッズ! ガイドブック #3 ガタ

アジカジンマジックワールドのファースト・フルアルバム《Memory Overdrive》のリリースを記念し、《ツラ→キッズ!》の世界観設定やささやかな記録を、全12編にわたって皆さまに気軽にお届けします。#3 ガタ、どうぞお楽しみください。   記憶を失うことでしか得られない力。ジュジュビはツラキッズとの大切な時間を消費して「メモリー・オーバードライブ」に到達し、ついにセイレンを打ち倒すことに成功する。失われた記憶の分だけジュジュビの心は空になっていくが、ツラキッズはほろ苦い笑顔とともに、再び最初と同じようにジュジュビを迎え入れる。失われた記憶の上で再び始まる、悲しくも美しい反復の物語。     文 編集部 ——       「ガタ」は特に携帯電話を大切にしている子です。ゴミ山で拾った古い携帯電話ですが、ガタにとってはそれで十分です。ガタの携帯電話の中には、ジュジュビのためのドレフィン町の“今日”が、少しずつ積み重なっていきます。             ガタが古い携帯電話で休むことなくジュジュビを記録し続けるのは、ジュジュビが失ってしまうかもしれない「今日」を守るためです。メモリー・オーバードライブの代償としてジュジュビのメモリースロットが黒く焼け落ちるその時、ガタの携帯電話の中の写真は、ジュジュビの記憶を代わりに保管する大切な外部ストレージとなります。           ガタは少し内向的で、記録することが好きな感受性豊かな子ですが、なぜか「ウェウェン」の前でだけは、抑えてきたいたずらっ子の本能を隠せません。拗ねたウェウェンを見てくすくす笑うガタの姿を見ていると、ガタにとって一番の幸せは、もしかするとウェウェンをからかうことなのではないか、とさえ思えてきます。             ツラ→キッズ! ガイドブック #4 ドレフィンの歴史 編に続きます。